【科学】チェルノブイリで育った放射線を好む菌類、宇宙ステーションへと運ばれる

総合

1: 彡(^)(^) 2016/08/19(金) 11:31:37.71 ID:CAP_USER9
◆チェルノブイリで育った放射線を好む菌類、宇宙ステーションへと運ばれる

NASAとSpaceX社は国際宇宙ステーションに向け、今後数ヶ月にわたり行われる研究に必要な250種類の道具が積まれた貨物を打ち上げた。
中でも際立っていたのが、史上最悪の原子力事故を引き起こしたチェルノブイリ近辺で発見された放射線を好む菌類である。

no title

1986年4月26日に発生したチェルノブイリ原子力発電所事故の後、灰の中不死鳥のごとく息を吹き返したのは菌類だった。
それらは放射線を物ともせず、むしろその地域に順応するように成長したのだ。
これらの菌類の研究を深める事で将来的に被ばくした患者への治療に大いに役立つのではないかと科学者たちは考えている。

1986年4月26日、チェルノブイリ原子力発電所4号炉は非常用発電系統の実験中のミスにより科学的連鎖反応を起こし、炉心溶融した。
地域一帯には健康被害を引き起こすレベルの放射線が降り注ぐこととなったのである。
当時の研究者たちによれば炉心溶融により発生した放射線は当時の核弾頭の400倍に匹敵する量だという。

30年後の今年、地域一帯の生物・作物・住民からは炉心溶融の爪痕が今も尚確認できる。
しかしながら、その中でも科学者たちは一筋の希望を見つけたのである。

◇放射線を好む菌類

NASAのジェット推進研究所の科学者の一人、カツーリ・ヴェンカテワラン(省略ヴェンカテ)氏はこれらの菌類を国際宇宙ステーションに打ち上げる作戦を指揮した人物である。
チェルノブイリ事故現場から採取された菌類は、立ち入り禁止区域に指定されていないギリギリの場所で採取され、科学者たちはこれらの菌類が放射線の影響を受けず、むしろ放射線を好んで取り入れる事で成長する性質を持っている事を発見した。

no title

ヴェンカテ氏は今回の研究について以下のコメントを残している
「ローレンス・バークレー国立研究所はチェリノブイリ研究所付近からサンプルを採取する許可を得ています。
チェルノブイリ事故の後、初めて命を吹き返した生命は菌類だったのです。
私達科学者はなぜ彼らがこういった環境下で生きていけるのか、確かめたかったのです」

◇メラニンと放射線の関係

ヴァンカテ氏とジェット推進研究所は世界中で行われる同様の研究を行うグループの一つである。
他にも数多くの企業が放射線の影響を受けて尚も生き続けるこの菌類に注目している。
研究チームによると私達の皮膚を黒く染めてしまう原因を引き起こす、「メラニン」という成分が菌類を放射線から守っており、放射線を食料に変えているのではないかと考えている。

「チェルノブイリ事故現場から発見された菌類は他の場所で採取された菌類よりもメラニンの量が極めて多く、これは菌類がその場の環境に対応してきた証拠です。
また、採取された菌類の20%は放射線から身を守るだけでなく、それを糧として育っているようです」とヴァンカテ氏は語る。

no title

物質的な変化は事故現場から採取された菌類にしか見られない。
ゆえに放射線が菌類に何らかの影響を与えているのは明らかなようである。
これらの研究は行く行く新たな医療を切り開くのではないかと期待されている。

今後チェルノブイリ事故現場から採取した7種の菌類、そして過去に国際宇宙ステーションで過去に育てられた菌類1種、計8種の菌類が14日間無重力の宇宙空間で実験され、育てられることとなる。
その後菌類はその後地球に送り返され、ジェット推進研究所のヴェンカテ氏に送られ、そこで同じ期間地球上で育てられた菌類と比較・検証されるそうだ。

no title

「これらの菌類を宇宙ステーションに送るのは、彼らがなにか特殊な物質を作っているかどうかを確認するためです。
これらの物質はガン治療や精神病治療を飛躍的に向上させる事ができるかもしれません」とヴェンカテ氏は語った。

カラパイア 2016年08月19日
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52223223.html

>>2以降へ続きます。

続きを読む

Source: でかねこニュース